TRENDIA CLASSIC

桜の園

アントン・チェーホフ

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人物

ラネーフスカヤ(リュボーフィ・アンドレーエヴナ)〔愛称リューバ〕 女地主

アーニャ その娘、十七歳

ワーリャ その養女、二十四歳

ガーエフ(レオニード・アンドレーエヴィチ)〔愛称リョーニャ〕 ラネーフスカヤの兄

ロパーヒン(エルモライ・アレクセーエヴィチ) 商人

トロフィーモフ(ピョートル・セルゲーエヴィチ)〔愛称ペーチャ〕 大学生

ピーシチク(ボリース・ポリーソヴィチ・シメオーノフ) 地主

シャルロッタ(イワーノヴナ) 家庭教師

エピホードフ(セミョーン・パンテレーエヴィチ) 執事

ドゥニャーシャ 小間使

フィールス 老僕、八十七歳

ヤーシャ 若い従僕

浮浪人

駅長

郵便局の官吏

ほかに客たち、召使たち

ラネーフスカヤ夫人の領地でのこと

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第一幕

いまだに子供部屋と呼ばれている部屋。ドアの一つはアーニャの部屋へ通じる。夜明け、ほどなく日の昇る時刻。もう五月で、桜の花が咲いているが、庭は寒い。明けがたの冷気である。部屋の窓はみなしまっている。

ドゥニャーシャが蝋燭をもち、ロパーヒンが本を手に登場。