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TORENDIA

手紙

本文約390字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

姪の春猪へ、世渡りの心得を親しみをこめてからかい半分に説きながら、もし自分が死ななければ四、五年のうちには帰るだろうと結ぶ坂本龍馬の手紙。

坂本龍馬

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🎧 手紙 / 朗読音声: VOICEVOX:雨晴はう

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春猪どの/\、

春猪どのよ/\。此頃ハあかみちやとおしろいにて、はけぬりこてぬり/\つぶしもし、つまづいたら、よこまちのくハしやのばゞあがついでかけ、こんぺいとふのいがたに一日のあいだ御そふだんもふそふというくらいのことかへ。

をばてきのやんかんそふもこのごろハ、ちとふやり/\と心も定めかねをりハすまいかと思ふぞや。たいてのなり候や、二町目へすてしめてもよかろふのふ。

おまへハ人から一歩もたして、をとこという男ハ皆にげだすによりて、きづかひもなし。又やつくと心もずいぶんたまかなれバ、何もきづかいハせぬ。

けれども、是からさきのしんふわい/\ちりとりににてもかきのけられず、かまでもくわでもはらハれず、ふいぶん/\せいだしてながいをとしををくりなよ。

私ももしも死ななんだらりや、四五年のうちにハかへるかも、露の命ハはかられず。

先御ぶじで、をくらしよ。

正月廿日夜 りよふより 春猪様 足下

完

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