神曲
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あらすじ(AIが作成しました)
地獄を脱したダンテは、ウェルギリウスに導かれ、魂が浄められて天に昇るための場所である第二の王国へ到着する。彼らは浄火の門を守る翁の指示に従い、地獄の空気に汚れた顔を洗い、腰に謙遜の草を纏う。浄火の山は海から突き出す円錐状の峰であり、山麓と、七つの大罪を浄める山腹の地帯、そして頂上の楽園で構成される。二人は海辺から山を登り、苦難の道を経て、浄福に至るための霊的な浄化の旅路を描く。
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第一曲
かのごとく酷き海をあとにし、優れる水をはせわたらんとて、今わが才の小舟帆を揚ぐ 一―三
かくてわれ第二の王國をうたはむ、こは人の靈淨められて天に登るをうるところなり 四―六
あゝ聖なるムーゼよ、我は汝等のものなれば死せる詩をまた起きいでしめよ、願はくはこゝにカルリオペ 七―
少しく昇りてわが歌に伴ひ、かつて幸なきピーケを撃ちて赦をうるの望みを絶つにいたらしめたる調をこれに傳へんことを ―一二
東の碧玉の妙なる色は、第一の圓にいたるまで晴れたる空ののどけき姿にあつまりて 一三―一五
我かの死せる空氣――わが目と胸を悲しましめし――の中よりいでしとき、再びわが目をよろこばせ 一六―一八
戀にいざなふ美しき星は、あまねく東をほゝゑましめておのが伴なる雙魚を覆へり 一九―二一
われ右にむかひて心を南極にとめ、第一の民のほかにはみしものもなき四の星をみぬ 二二―二四
天はその小さき焔をよろこぶに似たりき、あゝ寡となれる北の地よ、汝かれらを見るをえざれば 二五―二七
われ目をかれらより離して少しく北極――北斗既にかしこにみえざりき――にむかひ 二八―三〇
こゝにわが身に近くたゞひとりの翁ゐたるをみたり、その姿は厚き敬を起さしむ、子の父に負ふ敬といふともこの上にはいでじ 三一―三三
その長き鬚には白き毛まじり、二のふさをなして胸に垂れし髮に似たり 三四―三六
聖なる四の星の光その顏を飾れるため、我彼をみしに日輪前にあるごとくなりき 三七―三九
彼いかめしき鬚をうごかし、いひけるは。失明の川を溯りて永遠の獄より脱れし汝等は誰ぞや 四〇―四二
誰か汝等を導ける、地獄の溪を常闇となす闌けし夜よりいづるにあたりて誰か汝等の燈火となれる 四三―四五
汝等斯くして淵の律法を破れるか、將天上の定新たに變りて汝等罰をうくといへどもなほわが岩に來るをうるか。 四六―四八
わが導者このとき我をとらへ、言と手と表示をもてわが脛わが目をうや/\しからしめ 四九―五一
かくて答へて彼に曰ふ。我自ら來れるにあらず、ひとりの淑女天より降れり、我その請により伴となりて彼をたすけぬ 五二―五四