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TORENDIA

再び立上る日の為に

本文約420字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

六日間で終わった市電ストライキの敗北を、闘った労働者ではなくダラ幹や裏切者のせいだと糾弾し、次の闘いに備えて団結を呼びかける下川儀太郎の詩。

下川儀太郎

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🎧 再び立上る日の為に / 朗読音声: VOICEVOX:もち子さん

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負ける争議じゃなかったんだ

そいつが負けたんだ

そいつが負けたんだ

兄弟、そいつが負けたんだぞ!

誰れが

あいつらに妥協を頼んだ

誰れが

争議を打ち切れとぬかしたんだ

ゼネストだ!

全線へおっぴろがった……

横浜へ京都へ大阪へ神戸へ

火がついた!

そいつを真先にもみ消したなあど奴だ!

死ぬまで闘う! と

突き上げた拳の下で

怒りに燃え立ったお前達じゃねえか

そいつが六日間

そいつがたった六日間

たった六日間にど奴がしたんだ

ダラ幹だ!

社会民主々義者だ!

裏切者だ!

当り前よ

だが、ダラ幹に任かしたなあ誰れだ?

裏切者をそのままにしたなあ誰れだ?

一度しくじった道を

二度と踏むな!

おいらは

おいらの腕を信じろ

おいらの闘いは

勝利か死だ!

ダラ幹を叩き出せ

社会民主々義者をのしちまえ!

裏切者を踏みつぶせ!

おいらの勝利は

そっからだ

兄弟!

争議に負けても

腕を離すな!

次の闘いに備えるんだ

密集しろ!

革命的労働者の戦列に

おいらの勝利は

そっからだ

(東京市電ストライキ惨敗の日に。) (『戦旗』一九三〇年六月号に発表)

完

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