おくのほそ道
本文約39,500字 ・ 読了時間 約79分
あらすじ(AIが作成しました)
深川の破屋に住む芭蕉は、漂泊の念に誘われ、江戸を旅立つ。同行の曾良とともに奥州への長途の行脚へと足を踏み出し、各地の歌枕や名所を巡りながら俳諧の道を歩む。本書は『おくのほそ道』の翻刻に加え、門人曾良の随行日記を収め、校註を施したものである。旅を通じて古典的な風雅と俗なるものとの調和を試み、新しい美を追求した紀行文の制作意図や、俳諧的手法を用いた構成の妙を校註者が解説する。
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素龍清書本 おくのほそ道 (本文9頁參照)
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凡例
一 本書は『おくのほそ道』および門人曾良の『隨行日記』(ただし元祿二年九月一〇日以降の分は省略)を飜刻し、脚註を加えたものである。底本として前者は素龍清書本(福井縣愛發村、西村弘明氏藏)、後者は曾良自筆本(校註者藏)を用いた。兩者についての詳細は解説にゆずる。 一 飜刻にあたっては左の要領によった。 1 行移り・丁うつりは註しない。ただし、『おくのほそ道』は適宜章段を設け、その各に見出しをつけ、『隨行日記』では日附變更の個所をはじめ通讀に便と思われる個所は適宜改行する。また、本文の見出しの下に『隨行日記』の參照個所の所在頁數を入れて示す。 2 異體の文字は原則として通行のものに改める。『隨行日記』中の平假名・片假名の混用もできるだけ原本通りとするが、「ニ」「ハ」「ミ」等は原則として平假名にあつかう。 3 振り假名・清濁・句讀・會話文のカッコ等は校訂者によってほどこす。その際、原本に動詞の活用語尾を表記してないものは、活用語尾をも振り假名の中に含める。また『隨行日記』中に稀に見える濁點の表記はその右傍に(マヽ)と註記して區別する。 4 假名づかいは原文のままとし右傍のカッコ内に歴史的假名づかいを示すか、又は脚註に註記する。 5 『隨行日記』中の見せ消ちの部分は左傍にヒヒヒヒの符號をつける。また日記中の略圖と上欄に書き込まれた※[#白い長方形、U+25AD、4-3]※[#垂直二等分線のある白い長方形、4-3]の符號は摸寫縮小して掲げる。鰭紙は貼られた場所をその行の上にで示し、その文言は本文中にの印をつけて示す。 一 註・解説は引用文以外現代假名づかいを用いた。また、註は紙幅の都合により最少限度にとどめた。その際、古註・新註の多くを參照引用したがその旨註記する餘裕がなかった。ここに謝意を表する次第である。 [#改丁]
[#ページの左右中央]
おくのほそ道
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冒頭