労働者農民の国家とブルジョア地主の国家
本文約27,600字 ・ 読了時間 約56分
あらすじ(AIが作成しました)
日本のブルジョア地主的政府が進める侵略政策と、労働者・農民が搾取される過酷な国内状況を告発する。これに対し、失業者を解消し勤労者の生活を向上させたソヴェト同盟の国家体制を提示する。レーニン率いるボルシェビキが労働者・農民の支持を得て革命を成し遂げた過程を振り返り、日ソ両国の体制の根本的な相違を論じる。勤労者のための社会主義建設を進めるソヴェト同盟を守るというスローガンを掲げ、日本プロレタリアートの闘争の重要性を説く。
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はしがき
一、現在のソ同盟の労働者・農民の生活
二、ソヴェト同盟の兄弟たちは、どんな闘争を通じて勝利を得たのか
三、ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制
はしがき
去る九月十八日、日本、満州国の全土にわたって、支配階級の命令に基いて、「満州事変」一週[#「週」はママ]年記念の祝賀と示威が行われた。ブルジョア新聞は号外を発行し、戦死者の慰霊祭が各地で催され、赤松一派の天皇[#「天皇」に×傍点]主義的ファシストは「忠君[#「君」に×傍点]愛国[#「国」に×傍点]」の示威行列をもって天皇[#「天皇」に×傍点]に忠誠を誓った。労働者・農民・勤労者大衆は、戦争によって益々、窮乏のどん底に追いこまれ、一切の反抗が、非常時の名によって、憲兵と警吏の手でふみにじられているとき、支配階級とその一切の手先は、戦争一週[#「週」はママ]年を祝賀したのである。そして、「挙国一致、軍民一体、只管に皇軍使命の達成に邁進すべきことを、切に祈念する次第である」(荒木陸相、九月十八日、読売新聞)と云い、ブルジョア地主的政府[#「政府」に×傍点]の侵略政策の強化を新たに誓ったのである。