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TORENDIA

線に関する覚書7

本文約490字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

音波と光の速度差を起点に、光に対する感情や人と光の関係性を思索する。視覚のナマエという概念を提示し、それが人や空とどう結びつくかを論じる。過去を未来で淘汰し、視覚のナマエを節約すべきであると説くことで、人が光よりも速く逃げる速度を調節し、概念の背後にある運動の混沌を提示する。数字的な点として永遠に残る視覚のナマエをめぐる独自の理論や、詩的な言語構成を綴る。

李箱

速度
🎧 線に関する覚書7 / 朗読音声: VOICEVOX:玄野武宏

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空気構造の速度―音波に依る―速度らしく三百三十メートルを模倣する(何んと光に比しての甚だしき劣り方だらう)

光を楽めよ、光を悲しめよ、光を笑へよ、光を泣けよ。

光が人であると人は鏡である。

光を持てよ。

――

視覚のナマエを持つことは計画の嚆矢である。視覚のナマエを発表せよ。

□ オレノのナマエ。

△ オレの妻のナマエ(既に古い過去においてオレの AMOUREUSE は斯くの如く聡明である)

視覚のナマエの通路は設けよ、そしてそれに最大の速度を与へよ。

――

ソラは視覚のナマエについてのみ存在を明かにする(代表のオレは代表の一例を挙げること)

蒼空、秋天、蒼天、青天、長天、一天、蒼穹(非常に窮屈な地方色ではなからうか)ソラは視覚のナマエを発表した。

視覚のナマエは人と共に永遠に生きるべき数字的である或る一点である、視覚のナマエは運動しないで運動のコヲスを持つばかりである。

――

視覚のナマエは光を持つ光を持たない、人は視覚のナマエのために光よりも迅く逃げる必要はない。

視覚のナマエらを健忘せよ。

視覚のナマエを節約せよ。

人は光よりも迅く逃げる速度を調節し度々過去を未来において淘汰せよ。一九三一、九、一二

完

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