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TORENDIA

鶴と鶯

本文約1,100字 ・ 読了時間 約3分

あらすじ(AIが作成しました)

朝鮮と支那の国境から日本見物を志した一羽の鶴は、道を誤り山中でバイオリンを奏でる鶯と出会う。意気投合した二羽は共に東京へ向かうが、鶴は到着早々に捕らえられ、料理される危機に直面する。鶯は鶴を救うべく夜陰に乗じて庭へ忍び込み、怪談めいた歌声で人々を翻弄する。この奇策が功を奏し、解放された鶴は鶯の友情に感謝しながら山へと戻り、良い友を持つ幸福を説くようになる物語。

槇村浩

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🎧 鶴と鶯 / 朗読音声: VOICEVOX:玄野武宏

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よく昔から梅に鶯、松に鶴と申します。これは或所のお話です。近頃は日本付近にあまり鶴が居ないので珍らしいものです。これは朝鮮と支那との境の山奥に珍らしくも猟人等の手をのがれて命をつないで居る一羽の鶴があります。一度は日本見物をしたいと云ふ考で早速用意にとりかゝり、花の都の東京さして東海道を真一文字に東の方へとんで行ったが、地図で見ると小指でつぶせるが狭いやうでも広い所、とう/\道をふみちがへて東京へ行く筈であったのが、わらぶきの家のならんで居る田舎の奥の山又山の所へまで来てしまった。

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