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TORENDIA

異郷なる中国の詩人たちに

本文約490字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

軍部と軍閥の横行する中国の地で、権力によって舌を抜かれながらも、なお紅旗の歌を奏で続ける詩人たちの過酷な抵抗を綴る。抑圧的な政治状況下で表現の自由を奪われた者たちの連帯と、異郷から捧げられる詩を通じて、遠く離れた地で黎明を待つ不屈の魂の叫びと連帯の意志を描く詩集である。

槇村浩

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🎧 異郷なる中国の詩人たちに / 朗読音声: VOICEVOX:雨晴はう

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わたしらはあなたの国では、正しい詩人は舌をひっこぬかれると聞いた わたしらはなお聞いた―――資本をつなぐ軍部と軍閥の鉄道の上に ひっこぬかれた詩人らの舌が わたしらの故郷の海のさん/\たる珊瑚珠のように、串刺しにしてさらされてあるのを

荒らされた珠は、海の青さの海で真紅に燃えていた その一粒々々は揺れ合い折れ重なり、嵐の中で彼自身の地肌を完全に保存した わたしらえの侵害をあなたらの禦いだのには及ばなかったが 根限りあなたらえの侵害を守ろうとし そして囚われの中でわたしらはなお聞いた―――大陸の都市と村々をどよもす風のさゞめきの陰で さらされた舌が一様にひるがえり、紅旗の歌を奏でつゞけるのを どんな日と、寒さと、洪水が、あなたらの朽ちえぬ紅さを、高く保全し、そしてかたみに押しひろげえなかったろうか

あなたらの国とわたしらの国ではどちらも一篇の詩が牢獄か牢獄に値する そして書く隙と、書く自由をもたぬ詩人たちが、どんなに多いことだろう! あなたらとまたまた歌いぬこう―――異郷に捧げられた詩誌の上に あなたらの国のはてに築かれたあの偉大な黎明が、あなたの歌を明瞭にわたしらの耳に響かしめうる日まで

完

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