TRENDIA CLASSIC
衢にて
森川義信
1 / 1
翳に埋れ
翳に支へられ
その階段はどこへ果ててゐるのか
はかなさに立ちあがり
いくたび踏んでみたことだらう
ものいはず濡れた肩や
失はれたいのちの群をこえ
けんめいに
あふれる時間をたどりたかつた
あてもない歩みの
遅速のままに
どぶどろの秩序をすぎ
もはや
美しいままに欺かれ
うつくしいままに奪はれてゐた
しかし最後の
膝に耐え
こみあげる背をふせ
はげしく若さをうちくだいて
未完の忘却のなかから
なほ
何かを信じようとしてゐた
森川義信の他の作品
TRENDIA CLASSIC
春
森川義信
春
森川義信 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
哀歌
森川義信
哀歌
森川義信
TRENDIA CLASSIC
雨
森川義信
雨
森川義信
TRENDIA CLASSIC
あの人
森川義信
あの人
森川義信
TRENDIA CLASSIC
青き蜜柑
森川義信
青き蜜柑
森川義信
TRENDIA CLASSIC
雨の日
森川義信
雨の日
森川義信
TRENDIA CLASSIC
あるひとに
森川義信
あるひとに
森川義信
TRENDIA CLASSIC
雨の出発
森川義信
雨の出発
森川義信
TRENDIA CLASSIC
あるるかんの死
森川義信
あるるかんの死
森川義信
TRENDIA CLASSIC
海
森川義信
海
森川義信
TRENDIA CLASSIC
歌のない歌
森川義信
歌のない歌
森川義信
TRENDIA CLASSIC
風
森川義信
風
森川義信