本文へ移動
TORENDIA

横町の食堂で

本文約170字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

竹内浩三

速度
🎧 横町の食堂で / 朗読音声: VOICEVOX:春日部つむぎ

💰 この本を応援する(投げ銭)

1 / 1

はらをへらした人のむれに、ぼくは食堂横町へながされていった。

給仕女の冷い眼に、なき顔になったのを、大きなどんぶりでもって人目からおおった。

えたいのしれぬものを、五分とながしこんでいたら、ぼくの食事が終った。

えらそうに、ビイルなどのんだ。ビイルがきものにこぼれて、「しもた」と思った。

金風の夕焼のなかで、ぼくはほんのりと酩酊して行った。

完

竹内浩三の他の作品

同じジャンルの朗読つきの本