TRENDIA CLASSIC
中村孤月様へ
伊藤野枝
1 / 7
私は、あなたにはもう一切手紙を書くまいと思つてゐました。けれども廿五日の第三帝国を読みまして、我慢してゐられなくなりました。私は昨夜それを読みました。私はその事についてぢつと考へつゞけて居ります。それで他の事は何にも書けません。それでこの手紙を書く事にしました。もしこれが第三帝国の原稿として不都合ならば致し方はありませんから一と通りお読み下すつたらお返し下さい。この次にはすこし実のあるものを書くことをお約束いたしませう。
あなたの幾度も/\の御催促に何故私が御返事をさしあげませんでしたかあなたは御存じないでせう、お気がつかないのでせう、それは前のあなたの手紙と後のがあまり違つてゐましたので私はすつかり腹を立てたのです。第一のお手紙には返事をかきました。第二のお手紙にいま御返事をしながらそのちがつてゐる処を申上げます。
伊藤野枝の他の作品
TRENDIA CLASSIC
消息
伊藤野枝
消息
伊藤野枝 ・ 約2分
TRENDIA CLASSIC
読者諸氏に
伊藤野枝
読者諸氏に
伊藤野枝 ・ 約2分
TRENDIA CLASSIC
夫婦喧嘩の功過
と責任の所在(
アンケート回答
)
伊藤野枝
夫婦喧嘩の功過と責任の所在(アンケート回答)
伊藤野枝 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一五年五月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一五年五月号)
伊藤野枝 ・ 約5分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一五年七月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一五年七月号)
伊藤野枝 ・ 約3分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一五年四月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一五年四月号)
伊藤野枝 ・ 約4分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一五年一月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一五年一月号)
伊藤野枝 ・ 約4分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一五年三月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一五年三月号)
伊藤野枝 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一五年二月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一五年二月号)
伊藤野枝 ・ 約2分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一五年六月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一五年六月号)
伊藤野枝 ・ 約6分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一三年七月号
)
伊藤野枝
編輯室より(一九一三年七月号)
伊藤野枝 ・ 約3分
TRENDIA CLASSIC
編輯室より(一
九一四年一一月
号)
伊藤野枝
編輯室より(一九一四年一一月号)
伊藤野枝 ・ 約4分