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TORENDIA

編輯室より(一九一五年三月号)

本文約510字 ・ 読了時間 約2分

あらすじ(AIが作成しました)

毎月の校正を終えるたびに自身の無能を嘆きつつも、一層の向上を期して苦しみに耐え抜く編集者としての姿勢を綴る。雑誌の紹介文に対する他紙からの反応に世間の窮屈さを感じ、次号での批評掲載を予告する。また、画博堂での障子社展覧会の開催情報や、有朋堂による原稿用紙の販売告知を収める。

伊藤野枝

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🎧 編輯室より(一九一五年三月号) / 朗読音声: VOICEVOX:青山龍星

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□毎月校正を済ますとほつとしますけれども直ぐ後からいら/\して来ます。何故こう引きしまつたものが出来ないのだらうと情なくなつてしまひます。自分の無能が悲しくなります。でも兎に角出来る丈けよくしたいと努力はしてゐます。二ヶ月三ヶ月と進んでゆくにしたがつてだん/\苦しくなつて来ます。然し私は何時迄も/\その苦しみに堪へてゆかうと思ひます。 □前号この欄に私が生田花世さんが雑誌を出されるといふことに就いて一寸したムラ気からヒヤカシを書きましたら時事新報紙上でゼラシイからのけんかだと嘲笑されました。ウツカリ口のきけない世の中だとおもひました。 □今月はボンヤリしてゐたものですからすつかり何にも出来ないで日が経つて仕舞ひました。生田長江氏の「超人の哲学」、阿部次郎氏の「三太郎の日記」は来月号できつと紹介いたします。あしからず。 □障子社の展覧会が三日から七日迄向ふ五日間京橋区柳町東中通り(南伝馬町下車)画博堂で開かれます。真田久吉氏、埴原桑喜代氏、清水太助氏、奥村博氏の画が出品されます。 □白山の有朋堂で、模範原稿用紙を売り出しました。気のきいた中型の使ひいゝ原稿用紙です。 [『青鞜』第五巻第三号、一九一五年三月号]

完

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