TRENDIA CLASSIC
善悪両面鼠小僧
国枝史郎
1 / 13
乃信姫に見とれた鼠小僧
「曲者!」という女性の声。
しばらくあって入り乱れる足音。
「あっちでござる!」
「いやこっちじゃ!」
宿直の武士の犇き合う声。
文政末年春三月、桜の花の真っ盛り。所は芝二本榎、細川侯の下邸だ。
邸内に大きな松の木がある。その一本の太い枝に一人の小男が隠れていた。豆絞の手拭スットコ冠り、その奥から眼ばかり光らせ高縁の辺りを見詰めている。腕を組み体を縮め足を曲げて胸へ着けた様子、ざっと針鼠と云った塩梅、これが曲者当人である。
国枝史郎の他の作品
TRENDIA CLASSIC
「五階の窓」執
筆に就いて
国枝史郎
「五階の窓」執筆に就いて
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
社会主義者に非
ず
国枝史郎
社会主義者に非ず
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
国枝史郎
マイクロフォン
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
国枝史郎
マイクロフォン
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
国枝史郎
マイクロフォン
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
国枝史郎
マイクロフォン
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
国枝史郎
マイクロフォン
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
国枝史郎
マイクロフォン
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
国枝史郎
マイクロフォン
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
マイクロフォン
―八月号増刊「
陰獣」を中心と
して―
国枝史郎
マイクロフォン―八月号増刊「陰獣」を中心として―
国枝史郎 ・ 約1分
TRENDIA CLASSIC
赤い手
国枝史郎
赤い手
国枝史郎
TRENDIA CLASSIC
赤格子九郎右衛
門
国枝史郎
赤格子九郎右衛門
国枝史郎