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TORENDIA

マイクロフォン

本文約340字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

探偵雑誌が笑いの要素を増やし明るくなったことを歓迎しつつ、萩原朔太郎の詩「死なない蛸」を素晴らしいと讃える、国枝史郎の雑誌時評。

国枝史郎

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新青年四月増大号一瞥。明るくなりました。笑いの分子が多くなりました。大分若くもなりました。「探偵雑誌とは嚇しつけるもの」こう思っていた人もあったでしょうが、それを相当ぶちこわしました。可成り是迄は嚇し付けていたのですから、是からは笑わせた方が可いでしょう。尤も従来もこの雑誌には沢山ナンセンスが盛り込まれてあって随分笑わせてもくれましたが。――色刷の口絵「王子様のお成り」どう見直したって愉快なものです。大胆なことをしたものだと、笑い乍ら胆をつぶしました。が、創作や翻訳を全部見たのではありませんから、勿論その中には嚇し付ける作が、幾個かあることだと思います。それは夫れとして萩原朔太郎氏の「死なない蛸」は素晴らしく可いものですね。「月に吠える」以来私は萩原氏の詩を愛読して居ります。

完

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