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TORENDIA

烏百態

本文約280字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

雪の積もった田んぼを、ぞろぞろと歩き、雪をついばみ、飛び立っていく烏の姿を、次々と移り変わる情景として描いた宮沢賢治の詩。

宮沢賢治

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🎧 烏百態 / 朗読音声: VOICEVOX:玄野武宏

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雪のたんぼのあぜみちを

ぞろぞろあるく烏なり

雪のたんぼに身を折りて

二声鳴けるからすなり

雪のたんぼに首を垂れ

雪をついばむ烏なり

雪のたんぼに首をあげ

あたり見まはす烏なり

雪のたんぼの雪の上

よちよちあるくからすなり

雪のたんぼを行きつくし

雪をついばむからすなり

たんぼの雪の高みにて

口をひらきしからすなり

たんぼの雪にくちばしを

じつとうづめしからすなり

雪のたんぼのかれ畦に

ぴよんと飛びたるからすなり

雪のたんぼをかぢとりて

ゆるやかに飛ぶからすなり

雪のたんぼをつぎつぎに

西へ飛びたつ烏なり

雪のたんぼに残されて

脚をひらきしからすなり

西にとび行くからすらは

あたかもごまのごとくなり

完

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