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TORENDIA

国柱会

本文約160字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

宮沢賢治

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🎧 国柱会 / 朗読音声: VOICEVOX:雨晴はう

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外の面には春日うららに

ありとあるひびきなせるを

灰いろのこの館には

百の人けはひだになし

台の上桜はなさき

行楽の士女さゞめかん

この館はひえびえとして

泉石をうち繞りたり

大居士は眼をいたみ

はや三月の人の見るなく

智応氏はのどをいたづき

巾巻きて廊に按ぜり

崖下にまた笛鳴りて

東へととゞろき行くは

北国の春の光を

百里経て汽車の着きけん

完

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