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TORENDIA

絶句四章

本文約170字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

萩原朔太郎

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🎧 絶句四章 / 朗読音声: VOICEVOX:玄野武宏

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色白の姉に具されて。今日もまた昔談や。

あれいま。逍遙うんじて歸る山路。

遠音に渡るかほととぎすの。

つみとりてそぞろ心や

くちづけさはに

願ふは君が髮ぐさ飾るやさし七草。

あかつきや破れし鐘樓に。肩ねびし人と登りぬ

見よ君。指ざす方に日は出らめ。

ああかの野路こそいと戀ひしや。

行きずりの小草の中に。床し小扇

誰がすさみぞや

これ優しぐさ『秋の恨み』と。

完

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