ベーシック英語
本文約41,800字 ・ 読了時間 約84分
あらすじ(AIが作成しました)
ベーシック英語は、国際補助語としてオグデンが考案した、850語の制限語彙で構成される有機的な英語体系である。本作は、その理論的背景や語彙の選定原則、運用方法を平明に解説する。名詞形構文を多用し、基本的な動作を組み合わせて複雑な思想を簡潔に表現する仕組みを提示し、特に英語教育における学習効率の向上や、日常的な意思疎通の道具としての価値を論じる。既存の言語研究や実際の教育現場での実践報告を交え、その教育的有用性を提唱する。
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[#底本ではここにオグデンによるベーシック・ワードのリストが掲げてあるが、オグデンの著作権は現在保護期間中なので、省略する。]
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はしがき
此の小稿は Basic English の基礎理論と組織との概要及び英語教育に於けるその價値を出來るだけ平明に解説しようと試みたものである。Basic は決して850語の單なる list に止まるものではないのである。動的であつて有機的なそれ自體一つの纒つた組織を成し、その運用によつて日常の用を辨じ得る仕組になつてゐるのである。然も Basic は總て英語の傳統に從つて考案され、英語の特異性が十分に利用されたものであるから、その研究は英語研究の全體的見地から考へて見て、決して無駄なことではないと思はれる。
我國に於いては、Basic の組織をよく理解してゐる人が比較的尠いやうに思はれる。幸に讀者諸氏が本稿によつて、Basic の如何なるものであるかを理解せられて、更にその關係文獻を渉獵するの勞を惜まず、檢討を加へられて Basic の組織を全體として眺め、その長所を採つて英語教育に應用せられるならば、筆者の幸福のみに止まらないであらうと思ふ。
昭和十六年三月
高田力 [#改丁]
目次
はしがき
. ベーシック英語
. 考案の起源と展開
. 語彙制限の諸原則
1. 動詞の排除
2. 贅語の排除
3. 意味の擴張と特殊化
4. 複合語
5. -er, -ing, -ed の語尾
6. 慣用句
. ベーシック選集
1. 簡單なる動作
2. 複雜なる動作
3. その他の注意
. ベーシックと英語教育
. 文例
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. ベーシック英語