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TORENDIA

竹取物語

本文約7,000字 ・ 読了時間 約14分

あらすじ(AIが作成しました)

竹から生まれた美しい少女・赫映姫は、多くの求婚者を難題で退け、帝からの求愛も拒み続ける。成長した姫は、実は月の都の住人であったことを明かし、中秋の十五夜に天から迎えが来る。翁夫婦は必死に引き留めようとするが、月の住人は姫を連れ去る。姫は翁と帝に手紙と不死の薬を残して天へと昇り、薬を献上された帝の命により、その山は不死の山と呼ばれるようになる。

和田萬吉

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🎧 竹取物語 / 朗読音声: VOICEVOX:もち子さん

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むかし、いつの頃でありましたか、竹取りの翁といふ人がありました。ほんとうの名は讃岐の造麻呂といふのでしたが、毎日のように野山の竹藪にはひつて、竹を切り取つて、いろ/\の物を造り、それを商ふことにしてゐましたので、俗に竹取りの翁といふ名で通つてゐました。ある日、いつものように竹藪に入り込んで見ますと、一本妙に光る竹の幹がありました。不思議に思つて近寄つて、そっと切つて見ると、その切つた筒の中に高さ三寸ばかりの美しい女の子がゐました。いつも見慣れてゐる藪の竹の中にゐる人ですから、きっと、天が我が子として與へてくれたものであらうと考へて、その子を手の上に載せて持ち歸り、妻のお婆さんに渡して、よく育てるようにいひつけました。お婆さんもこの子の大そう美しいのを喜んで、籠の中に入れて大切に育てました。

このことがあつてからも、翁はやはり竹を取つて、その日/\を送つてゐましたが、奇妙なことには、多くの竹を切るうちに節と節との間に、黄金がはひつてゐる竹を見つけることが度々ありました。それで翁の家は次第に裕福になりました。

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