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TORENDIA

後世への最大遺物

本文約38,400字 ・ 読了時間 約77分

あらすじ(AIが作成しました)

明治二十七年、箱根の山上で青年たちに向けて行われた講演を収める。人生において後世へ何を遺すべきかをテーマに、事業や金銭の功績のみならず、不遇や艱難に打ち勝つ精神や高潔な品性を修練することの重要性を説く。真面目な信仰者とは己の信ずる主義を実行に移す者であり、困難に立ち向かう生き方こそが後世に繋がる真の遺物となると論じる。著者の生涯における確信と、人生を真摯に歩むことへの願いが込められた演説である。

内村鑑三

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はしがき

この小冊子は、明治二十七年七月相州箱根駅において開設せられしキリスト教徒第六夏期学校において述べし余の講話を、同校委員諸子の承諾を得てここに印刷に附せしものなり。

事、キリスト教と学生とにかんすること多し、しかれどもまた多少一般の人生問題を論究せざるにあらず、これけだし余の親友京都便利堂主人がしいてこれを発刊せしゆえなるべし、読者の寛容を待つ。

明治三十年六月二十日

東京青山において 内村鑑三 [#改頁]

再版に附する序言

一篇のキリスト教的演説、別にこれを一書となすの必要なしと思いしも、前発行者の勧告により、印刷に附して世に公にせしに、すでに数千部を出すにいたれり、ここにおいて余はその多少世道人心を裨益することもあるを信じ、今また多くの訂正を加えて、再版に附することとはなしぬ、もしこの小冊子にしてなお新福音を宣伝するの機械と[#「機械と」はママ]なるを得ば余の幸福何ぞこれに如かん。

明治三十二年十月三十日

東京角筈村において 内村鑑三 [#改頁]

改版に附する序

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