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TORENDIA

楽しき生涯

本文約290字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

誰にも諂わず、党派にも属さず、ただ神と国と家族に生きる日々の喜びを、感謝の心とともに讃える内村鑑三の詩文。

内村鑑三

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🎧 楽しき生涯 / 朗読音声: VOICEVOX:もち子さん

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我の諂ふべき人なし

我の組すべき党派なし

我の戴くべき僧侶なし

我の維持すべき爵位なし

我に事ふべきの神あり

我に愛すべきの国あり

我に救ふべきの人あり

我に養ふべきの父母と妻子あり

四囲の山何ぞ青き

加茂の水何ぞ清き

空の星何ぞ高き

朝の風何ぞ爽き

一函の書に千古の智恵あり

以て英雄と共に語るを得べし

一茎の筆に奇異の力あり

以て志を千載に述るを得べし

我に友を容るゝの室あり

我に情を綴るゝのペンあり

炉辺団坐して時事を慨し

異域書を飛して孤独を慰む

翁は机に凭れ

媼は針にあり

婦は厨に急はしく

児は万歳を舞ふ

感謝して日光を迎へ

感謝して麁膳に対し

感謝して天職を執り

感謝して眠に就く

生を得る何ぞ楽しき

讃歌絶ゆる間なし

完

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