TORENDIA
放翁鑑賞
河上肇
TORENDIA
放翁鑑賞
本文約4,100字 ・ 読了時間 約9分
あらすじ(AIが作成しました)
放翁鑑賞は、南宋の詩人・陸游の生涯における数々の詩を取り上げ、その背景や詩の真意を論じる随筆である。著者は、陸游が楓橋で詠んだ鐘の音を題材に、当時の唐詩に伝わる夜半の鐘の存在や、その旅路の様子を考察する。さらに、蜀中での日々、老境に入ってからの生活、子息の帰りを待つ心情など、様々な時期に綴られた詩を紹介し、その詩魂や折々の心境を綴る。
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🎧 放翁鑑賞 / 朗読音声: VOICEVOX:春日部つむぎ
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数日来残暑甚、羸躯発熱臥床、
枕上成此稿。辛巳八月二十三日。
楓橋に宿りて
宿楓橋
七年不到楓橋寺 客枕依然半夜鐘
風月未須輕感慨 巴山此去尚千重
七年ぶりに来て見れば
まくらにかよふ楓橋の
むかしながらの寺の鐘
鐘のひびきの悽しくも
そそぐ泪はをしめかし
身は蜀に入る客にして
巴山はとほし千里の北