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TORENDIA

岩波茂雄宛書簡

本文約270字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

野呂栄太郎

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拝啓

残暑かえって厳しき折柄いよいよ御清健のことと拝察賀び奉り候。

さて、「日本資本主義発達史講座」の件に関し、昨日編輯会議を開き、先日差上げたる私案及び貴店編輯部案を参酌して大体のことを決定仕り候間諸種の点に関し御懇談仕りたく、御多忙中恐縮に存じ候得共、御序の節にでも御来駕を煩わし得れば幸甚に御座候処御都合如何に御座候也。もっとも問題は主として編輯及び出版の技術に関することと存じ候間御都合にて御多忙中態々御足労煩わさずとも、永田氏を煩わし下されば事足りることとも存じ候。

まずは不取敢御都合御伺いまで。敬具    八月十七日

栄太郎拝   岩波様

御侍史

完

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