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TORENDIA

平野義太郎宛書簡

本文約500字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

平野義太郎宛に送られた本状は、第一回配本を終えた現状への感謝と、編集作業の進行状況を綴る。執筆者らへの督促や依頼の進捗を報告し、今後の編集体制や進行の不均等を解消するための打ち合わせを提案する。二十五日に鉄塔書院で関係者と会合を持ち、今後の出版計画や文献解説の依頼について直接協議することを求める内容である。

野呂栄太郎

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🎧 平野義太郎宛書簡 / 朗読音声: VOICEVOX:雨晴はう

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拝復

たびたび御手紙賜わりありがたく存じます。その都度御返事申し上ぐべきところ延引仕り何とも申訳ございません。御蔭でいよいよ第一回配本を了したこと喜びと感謝にたえません。

井汲、逸見両兄の方へは督促の手紙を出しておきましたが、なお積極的に促進するや二十五頃上京して両兄に直々会って後日後れさせぬよう協力することにいたしました。

羽仁兄も丁度来られたので至急脱稿方依頼しておきました。

永らく編集方面のことを貴下方にばかり御任せして放棄しておき何とも申訳なく存じております。御蔭で大分元気を恢復しましたので、二十五日頃からはできるだけ再三上京して進行の不均等の恢復に努力いたしたいと存じます。いろいろ御相談もありますので、二十五日の午後一時から鉄塔書院で御会いいたしたいと存じますが御都合如何でございますか? 当日は山田氏、羽仁氏にも御参集を願いたいと思っていますが、山田氏はまだ痔が御悪いそうだから御願いできぬ時は、三人だけでも御相談できると何よりだと思います。大塚氏の方へも文献解説の御脱稿を御願いすると共に御案内申し上げておきます。

まずは御返事とかねて右御案内まで。敬具 栄太郎    五月二十三日朝

平野様

侍史

完

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