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TORENDIA

ガリバー旅行記

本文約120,100字 ・ 読了時間 約241分

あらすじ(AIが作成しました)

航海術や医学を学んだレミュエル・ガリバーは、『かもしか号』で東インドへ向かう途中、嵐に遭い難破する。漂流の末、見知らぬ地にたどり着き気を失った彼が目を覚ますと、身体は細い紐で地面に固定されていた。そこへ身長六インチほどの小人たちが現れ、ガリバーは彼らと遭遇する。本作は、ガリバーが未知の国々を巡り、奇妙な住民たちと交流する様子を描く冒険物語である。

ジョナサン・スイフト Jonathan Swift

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第一、小人国(リリパット)

1 大騒動

私はいろ/\不思議な国を旅行して、さま/″\の珍しいことを見てきた者です。名前はレミュエル・ガリバーと申します。

子供のときから、船に乗って外国へ行ってみたいと思っていたので、航海術や、数学や、医学などを勉強しました。外国語の勉強も、私は大へん得意でした。

一六九九年の五月、私は『かもしか号』に乗って、イギリスの港から出帆しました。船が東インドに向う頃から、海が荒れだし、船員たちは大そう弱っていました。

十一月五日のことです。ひどい霧の中を、船は進んでいました。その霧のために、大きな岩が、すぐ目の前に現れてくるまで、気がつかなかったのです。

あッという間に、岩に衝突、船は真二つになりました。それでも、六人だけはボートに乗り移ることができました。私たちは、くた/\に疲れていたので、ボートを漕ぐ力もなくなり、たゞ海の上をたゞよっていました。と急に吹いて来た北風が、いきなり、ボートをひっくりかえしてしまいました。で、それきり、仲間の運命はどうなったのか、わかりませんでした。

たゞ、私はひとり夢中で、泳ぎつゞけました。何度も/\、試しに足を下げてみましたが、とても海底にはとゞきません。嵐はようやく静まってきましたが、私はもう泳ぐ力もなくなっていました。そして私の足は、今ひとりでに海底にとゞきました。

ふと気がつくと、背が立つのです。このときほど、うれしかったことはありません。そこから一マイルばかり歩いて、私は岸にたどりつくことができました。

私が陸に上ったのは、かれこれ夜の八時頃でした。あたりには、家も人も見あたりません。いや、とにかく、ひどく疲れていたので、私は睡いばっかしでした。草の上に横になったかとおもうと、たちまち、何もかもわからなくなりました。ほんとに、このときほどよく眠ったことは、生れてから今まで、一度もなかったことです。

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