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TORENDIA

春晝

本文約100字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

萩原朔太郎

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🎧 春晝 / 朗読音声: VOICEVOX:雨晴はう

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うぐひすは

金屬をもてつくられし

そは畔の暗きに鳴き

菫は病鬱の醫者のやうに

野に遠く手に劇藥の

鞄をさげて訪づれくる。

ああすべて惱ましき光の中に

桃の笑みてふくらむ

情慾の一時にやぶれて

どくどくと流れ出でたり。

完

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