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TORENDIA

「エタ」名義考

本文約7,000字 ・ 読了時間 約14分

あらすじ(AIが作成しました)

「穢多」という文字の歴史的変遷と呼称の由来を論じる。屠殺や肉食を忌む思想が、徳川幕府の制度化と相まって特定の人々に対する差別的な呼称として定着した経緯を指摘する。筆者は、この呼称が餌取の転訛であるとする定説に疑問を呈し、古代の浮浪民や穢物を取り扱う「穢人」という呼称の訛りである可能性など、自身の考証を提示する。漢字の表記がもたらす弊害を批判し、同情を欠いた呼称や文字使用への自省を求める。

喜田貞吉

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1 「穢多」という文字の使用

同じ日本の国土に生を営む一部の人民に対して、「穢多」という極めて同情のない文字を用い始めたのは、いつの頃、何人の仕業であるか、思えば罪の深い事をしたものである。

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