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TORENDIA

「女人芸術」か「女人大衆」かの批判について

本文約340字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

雑誌名を「女人芸術」から改める議論に触れ、「女人」という言葉に残る階級的な響きを指摘し、分かりやすい「婦人大衆」への改題を提案する宮本百合子の意見文。

宮本百合子

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🎧 「女人芸術」か「女人大衆」かの批判について / 朗読音声: VOICEVOX:波音リツ

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「女人芸術」という名をかえることには大いに賛成です。しかし、「女人大衆」というのは、どうでしょうか。「女人」という字は、もう数年前、日本でブルジョア女性解放運動が盛んだった時分、「女も人なり」という意味で新鮮さが感じられた言葉だったろうと思います。

けれども、現代のわれわれ、及び、これからこの雑誌をよむ人が「女人」という字に新しい力を感じるかと云うと、どうも逆らしく思う。「婦人大衆」としたらどうでしょう。粉飾なくていいではありませんか。「婦人」という字のわからない女はない。だが「女人」という文字をこのむ女には、われわれが清算しようと努力する過去の階級的遺物がきっとある。題を、スッパリ分りやすくすることによって、先ず雑誌の啓蒙的立場を明かにしようではありませんか。

〔一九三一年五月〕

完

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