いぬさん と おねこさん
本文約550字 ・ 読了時間 約2分
あらすじ(AIが作成しました)
ストーヴのそばで絵本を見ていた犬と猫が、絵の中の華やかな姿に憧れて落胆する様子を描く。また、散歩中に川へ飛ばされた猫の肩掛けをめぐり、水泳を渋る犬の代わりに、あひるが川へ飛び込んで肩掛けを拾い上げる出来事を綴る。肩掛けを取り戻した二人はお礼も言わずに帰宅するが、あひるの不満には全く気づかないという、犬と猫ののんきな日常のひとコマをそれぞれユーモラスに描写している。
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ゑほん
いぬさん と おねこさん が ストーヴ に あたりながら ハイカラな ゑほん を みて ゐました。
いぬさん が まうしました。
「ぼく は なぜ こんな ハイカラな 犬 に うまれなかつたんだらう。このちぢれた毛 は どうだ」と じぶん の みじかい毛 を ひつぱりました。
「ああ あたし は どうして この ペルシヤねこに うまれなかつたんでせう。この 大きな 目」と ゑほんの 猫を みて おねこさん は まうしました。
二人 は がつかりして しまひました。が、ストーヴ の 火 が あんまり あたたかかつたので ねむつて しまひました。
おしやうがつ ぐわんじつ の ばん のことで ありました。
さんぽ
一 おねこさんが散歩してゐました。
二 風が吹いてきて、お猫さんのかたかけが飛ばされました。かたかけは川の中へ。
そこへ犬さんがやつてきて、二人で川のそこにしづんでゐるかたかけをみつけました。
三 「いぬさん。あなたは水およぎができるんでせう? とつて下さい。」とおねこさんがいひました。いぬさんは、
「こんなにさむくちやあ、とれない。なつになるまで待たう」と、いひました。
四 それを見てゐた、あひるさんのおぢさんが、水の中にとびこんで、とつてくれました。
二人は、あんまりうれしくて、おれいもいはずに家にかへりました。
あひるのおぢさんは、ぶつ/\おこりましたが、のんきなおねこさんといぬさんは、それに気がつきませんでした。
完