TRENDIA CLASSIC
はしがき
竹久夢二
1 / 1
少年達のため挿絵をかきながら、物語の方も自分でかいて見ようと思立って、その頃まだ私の手許から小学校へ通っていた子供をめやすにかいたのが巻頭の数篇です。中学へ通うようになった時、「誰がいつどこで何をした?」をかいて見せました。これはフィリップがお手本になったのですが、「都の眼」の留吉にしても「たどんの與太さん」の與太郎にしても、みんな私自身の少年の姿です。「日輪草」の熊さんも私の姿に違いありません。
あとの方のお話は、雑誌の挿絵にそえたもので、少年の頃見たり聞いたりした話を思出してかいたのです。
姉妹篇「凧」に対して「春」という一字を撰んだのです。「春」という字は音が朗かで字画が好もしいため、本の名にしたわけです。
(千九百二十六年十月)
竹久夢二の他の作品
TRENDIA CLASSIC
大きな蝙蝠傘
竹久夢二
大きな蝙蝠傘
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
ある眼
竹久夢二
ある眼
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
朝
竹久夢二
朝
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
おさなき灯台守
竹久夢二
おさなき灯台守
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
玩具の汽缶車
竹久夢二
玩具の汽缶車
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
クリスマスの贈
物
竹久夢二
クリスマスの贈物
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
風
竹久夢二
風
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
コドモノスケッ
チ帖
竹久夢二
コドモノスケッチ帖
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
最初の悲哀
竹久夢二
最初の悲哀
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
桜さく島
竹久夢二
桜さく島
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
桜さく島
竹久夢二
桜さく島
竹久夢二
TRENDIA CLASSIC
大きな手
竹久夢二
大きな手
竹久夢二