本文へ移動
TORENDIA

歌舞妓芝居後ありや

本文約200字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

折口信夫

速度
🎧 歌舞妓芝居後ありや / 朗読音声: VOICEVOX:春日部つむぎ

💰 この本を応援する(投げ銭)

1 / 1

音羽屋六代の主 尾上菊五郎歿す。その日遥かに能登にあり。我また、

私のほとけを持ちて、盂蘭盆の哀愁、愈切なるものあり。

亡びなきものゝ さびしさ。永久にして 尚しはかなく、人は過ぎ行く

自ら撰る所の戒名 芸術院六代菊五郎居士と言ふと伝ふ。

もの思ふこと彼の如く深く、之を表すこと彼の如く切にして、なほ知識

短きこと斯くの如きに、人は、ほと/\哭かむとす。

酔ひ深く いとゞ五斗の舞姿 しづかに澄みて、入りゆけるはや

完

折口信夫の他の作品

同じジャンルの朗読つきの本