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TORENDIA

三人目の患者

本文約180字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

萩原朔太郎

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🎧 三人目の患者 / 朗読音声: VOICEVOX:青山龍星

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三人目の患者は、 いかにもつかれきつた風をして、 べろりと舌をたらした、 お醫者が小鼻をとんがらして、 『氣分はどうです』 『よろしい』 『食物は』 『おいしい』 『それから……』 『それからすべてよろしい』 そして患者は椅子からとびあがつた、 みろ、歪んだ脊髓のへんから、 ひものやうにぶらさがつた、 なめくじの神經だの、くさつたくらげの手くびだの……。 そいつは眞赤の殺人者だ。

完

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