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TORENDIA

『風の便り』あとがき

本文約300字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

前作『千代女』以後の作品をまとめた作品集のあとがき。表題作「風の便り」の連載の経緯を記しながら、責任の重さを感じている胸中を吐露する。

太宰治

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🎧 『風の便り』あとがき / 朗読音声: VOICEVOX:青山龍星

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所收――「風の便り」「新郎」「誰」「畜犬談」「鴎」「猿面冠者」「律子と貞子」「地球圖」

昨年の夏に出版せられた創作集「千代女」の以後の作品を集めて、ただいま讀者にお贈りする。ペエジ數の都合で、「千代女」以前の作品も編入せざるを得なくなつて、心苦しいのであるが、いま此の機會に再讀なさつても、充分に新鮮の感じがするやうに、心掛けて編輯した筈である。

卷頭、約百枚の「風の便り」は、文學界、新潮、文藝の三册子に、三分して發表したのを、このたび一つにまとめたものである。まとめてお讀みになると、また、ちがふ感じがすると思ふ。

ちかごろ私は、ひどく責任の加重を感じてゐる。大事な時だと思つてゐる。

十七年、節分の夜。

完

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