よく生きてきたと思う
本文約560字 ・ 読了時間 約2分
あらすじ(AIが作成しました)
きびしい世の中で自らの弱さや欠陥を抱えながら生きる一人の青年が、互いに見えない針でいじめる人間社会の不条理を鋭く見つめる。周囲から異端視されながらも、人間という存在そのものを嫌いきれずに葛藤する姿を詩に込める。自身の弱さと向き合い、他者への批判を繰り返す人々に対して、自分自身を深く見つめ直すよう促す言葉の数々を収める。
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よく生きてきたと思う
よく生かしてくれたと思う
ボクのような人間を
よく生かしてくれたと思う
きびしい世の中で
あまえさしてくれない世の中で
よわむしのボクが
とにかく生きてきた
とほうもなくさびしくなり
とほうもなくかなしくなり
自分がいやになり
なにかにあまえたい
ボクという人間は
大きなケッカンをもっている
かくすことのできない
人間としてのケッカン
その大きな弱点をつかまえて
ボクをいじめるな
ボクだって その弱点は
よく知ってるんだ
とほうもなくおろかな行いをする
とほうもなくハレンチなこともする
このボクの神経が
そんな風にする
みんながみんなで
めに見えない針で
いじめ合っている
世の中だ
おかしいことには
それぞれ自分をえらいと思っている
ボクが今まで会ったやつは
ことごとく自分の中にアグラかいている
そしておだやかな顔をして
人をいじめる
これが人間だ
でも ボクは人間がきらいにはなれない
もっとみんな自分自身をいじめてはどうだ
よくかんがえてみろ
お前たちの生活
なんにも考えていないような生活だ
もっと自分を考えるんだ
もっと弱点を知るんだ
ボクはバケモノだと人が言う
人間としてなっていないと言う
ひどいことを言いやがる
でも 本当らしい
どうしよう
ひるねでもして
タバコをすって
たわいもなく
詩をかいていて
アホじゃキチガイじゃと言われ
一向くにもせず
詩をかいていようか
それでいいではないか
完