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TORENDIA

日本は誰のものか

本文約330字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

占領終結後も外国軍隊の駐留を望んだ吉田茂の発言を厳しく批判し、日本は誰のものかを問いながら、人民の抗議こそ正義であると訴える宮本百合子の時評。

宮本百合子

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日本は誰のものか。八月十四日の読売新聞で、吉田茂、馬場恒吾の対談の大見出しをみてはげしい反問を感じなかったひとは、一人もなかったろう。「日本の進路」について、何よりも先に「外国人の安住地に」と大見出しがつくような話をする一国の首相があるだろうか。講和後も、外国軍隊にとどまっていて欲しいと云った吉田だけのことはある。

首相にとって、日本はとうの昔に人民の日本なんかではなくなっているのだ。日本を「外国人の安住地」にするために、植民地の奴隷売買者のように、あらゆる方法で人民を無力にし、抑圧しようとする政策にたいしてわたしたちは従順であり得ない。

平和を護り、民族の独立を支持する世界の良心ある人々は、日本の人民の正義ある抗議を注目しているのである。〔一九四九年八月〕

完

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