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TORENDIA

鉛筆のシン

本文約200字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

夢野久作

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🎧 鉛筆のシン / 朗読音声: VOICEVOX:玄野武宏

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子供が鉛筆を削っているとあまり無茶に削るので何べんでもシンが折れました。

「このナイフがわるいのだ」

と子供は言ってナイフを磨いでコシコシ削りましたが、やっぱりポチポチと黒いシンが折れます。

「この鉛筆がわるいのだ」

と子供はカンシャクを起して鉛筆を折ってしまいました。

「もっといい鉛筆でなくちゃ駄目だ」

鉛筆は折られながら言いました。

「あなたの心をもっといいのにとりかえなくちゃ、いくらいい鉛筆を買ってもだめです」

完

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