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TORENDIA

父母達の家

本文約330字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

老いた父母の家をあとにし、幾百万の人民の一人として街へ出てゆく心細さと、わが子の無事と勝利を祈る父母への思いを抱きながら、明日への部署へ向かう今野大力の詩。

今野大力

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🎧 父母達の家 / 朗読音声: VOICEVOX:もち子さん

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住み古した父母達の家に

父母達の顔にきざんだ皺をかぞえることなく

老いたる父母達の苦難な生活の有様を覗い見ることなく

俺の健康な顔を見せ

ガッシリとしてきた手を差のべることなく

街の中に

幾百万の人民の中の一人となり

父母達の家を

数々の家々とひとしく見過して

立去るおもい、

逢わねば心細くもあり

語らねば物がなしくもある

わが子をはげまし

わが子を階級戦の熾烈なさ中へ送る意気込みはなくとも、

わが子の真剣な働きを信じて

わが子の無事を祈り

わが子の仕事の成功をねがえる父母達

俺は父母達のすこやかであることを

そして父母達の存生の間に

俺達の勝利をかちとることを

切に切に希望すればこそ、

一歩 一歩

父母達の家を遠ざかってゆくとき

一足毎に力もて大地を踏みしめ

明日の準備に

勇躍して部署につくのだ

完

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