TORENDIA
許南麒の詩のよ
うに
中野鈴子
TORENDIA
許南麒の詩のように
本文約310字 ・ 読了時間 約1分
あらすじ(AIが作成しました)
詩と闘いがもはや区別できないという朝鮮の詩人・許南麒の言葉を引きながら、様々な仕事をこなし、獄中の仲間もいるサークルの人々が、眠りを盗んでガリ版を刷る姿を詠む中野鈴子の詩。
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🎧 許南麒の詩のように / 朗読音声: VOICEVOX:九州そら
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「詩とたたかいとは
もはや 朝鮮において 区別出来ず
たたかいと 詩とは
もはや 朝鮮では二つのものではない
若し朝鮮の詩人の名のすべてを聞く人
愛国者の名を聞く人があったら
すべての朝鮮の人民の名を
のこらず 挙げよう」 (許南麒の詩)
我がサークルの仲間たち
田をおこす 土方をしている
洋服屋へ 通うている
下駄屋 古着屋
奨学資金で 大学にいるもの
そして 刑務所にいる 我がサークルの仲間たち
我らの机とペン
ペンも 机も ありやなし
出がけに走り書きする 立て膝で
夜 ねむりをぬすんで書く
ガリバンを刷る ツバメのように
詩と 生活と たたかいと
われわれにも 区別がない
詩と生活と たたかいと 手をつかみあって進んでゆく
人民の胸と手と
許南麒の詩のように
朝鮮人のように人民の胸と手に
完
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