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TORENDIA

初めて蓄音器を聞いた時とすきなレコオド

本文約210字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

宮本百合子

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🎧 初めて蓄音器を聞いた時とすきなレコオド / 朗読音声: VOICEVOX:青山龍星

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一、私が生れて始めて蓄音器と云うものを見聞いたのは、もう十四五年前、父が英国から土産に買って来たものでした。大きな銀色の朝顔型のラッパ、耳を澄ますと、スースー、スースーと云う針の音。小さい弟達と三人で、熱心にラッパを見つめ、今考えれば、さほど芸術的でもなかったらしい沢山の唄をききました。

二、パストオラル・シムフォニー。オールドリフレーン。フィフス・シムフォニー。概してピアノや絃楽、交響楽を好んでききます。

〔一九二二年六月〕

完

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