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TORENDIA

無題(十一)

本文約200字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

宮本百合子

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🎧 無題(十一) / 朗読音声: VOICEVOX:雨晴はう

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自分で書いたことの意味が、十年もたって一層ほんとにわかって来る面白さ。十年前に自分は、これからが作家としてむずかしくなる、土台よ、しっかりその重みにこたえろ、という意味をかいた。

そのときも、そのときとしてわかったところ一杯で書いている。だが、このごろ、そういうことの具体的な実際が一層わかって来た。重みにこたえる土台の上を踏んでみて、この十年にどのくらい、深くしっかり工事が出来たかな、とはかって見る。

完

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