本文へ移動
TORENDIA

しっかり者のすずの兵隊

本文約4,900字 ・ 読了時間 約10分

あらすじ(AIが作成しました)

一本足のすずの兵隊は、誕生日の贈り物として男の子の部屋にやってくる。彼は机の上にいた踊り子の人形に恋をするが、ある日窓から転落し、紙の舟で下水を流され、魚に飲み込まれる。魚市場を経て元の部屋に戻った兵隊は、暖炉に投げ込まれるという災難に遭う。火の中で溶けゆく兵隊のそばへ、風に飛ばされた踊り子が飛び込み、二人は共に炎に包まれる。翌朝、灰の中からハート形のすずと黒く焦げた金箔だけが発見される。

ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen

速度
🎧 しっかり者のすずの兵隊 / 朗読音声: VOICEVOX:春日部つむぎ

💰 この本を応援する(投げ銭)

1 / 7

あるとき、二十五人すずの兵隊がありました。二十五人そろってきょうだいでした。なぜならみんなおなじ一本の古いすずのさじからうまれたからです。みんな銃剣をかついで、まっすぐにまえをにらめていました。みんな赤と青の、それはすばらしい軍服を着ていました。ねかされていた箱のふたがあいて、この兵隊たちが、はじめてこの世の中できいたことばは、

「やあ、すずの兵隊だ。」ということでした。このことばをいったのはちいちゃな男の子で、いいながら、よろこんで手をたたいていました。ちょうどこの子のお誕生日だったので、お祝にすずの兵隊をいただいたのでございます。

この子はさっそく兵隊をつくえの上にならべました。それはおたがい生きうつしににていましたが、なかで、ひとりが少しちがっていました。その兵隊は一本足でした。こしらえるときいちばんおしまいにまわったので、足一本だけすずがたりなくなっていました。でも、この兵隊は、ほかの二本足の兵隊同様、しっかりと、片足で立っていました。しかも、かわったお話がこの一本足の兵隊にあったのですよ。

ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersenの他の作品

野のはくちょう
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen
雪の女王
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen
もみの木
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen
🎧
ひこうかばん
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen ・ 約23分
赤いくつ
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen
幸福のうわおいぐつ
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen
小夜啼鳥
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen
旅なかま
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen
人魚のひいさま
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen

同じジャンルの朗読つきの本