TORENDIA
哲学はどう学ん
でゆくか
三木清
TORENDIA
哲学はどう学んでゆくか
本文約13,500字 ・ 読了時間 約27分
あらすじ(AIが作成しました)
哲学をどのように学び進めるべきかという問いに対し、自身の経験を踏まえて論じる随筆。著者は、哲学概論の書物にとらわれる必要はなく、むしろプラトンやデカルト、西田幾多郎などの古典を読み、第一流の哲学者の精神に触れることの重要性を説く。また、科学への関心や歴史的連関の把握、さらに古典と現代の問題を対話させる姿勢を通じて、哲学という学問を主体的に形成していく道筋を提示する。
🎧 まだ音声版はありません
リクエストが集まると、作家に音声化の需要が伝わります。
💰 この本を応援する(投げ銭)
1 / 19
哲學はどう學んでゆくかといふ問は、私のしばしば出會ふ問である。今またここに同じ題が私に與へられた。然るにこの問に答へることは容易ではないのである。これがもし數學や自然科學の場合であるなら、どういふものから入り、どういふ本を、どういふ順序で勉強してゆくべきかを示すことは、或ひはそんなに困難ではないかも知れない。それが哲學においては殆ど不可能に近いところに、哲學の特色があるともいへるであらう。哲學は何であるかの定義さへ、立場によつて異つてゐる。立場の異るに從つて、入口も異る筈である。しかも哲學的知識には、端初が同時に終末であるといふやうなところがあるのである。それにしてもどこかに手懸りがなければ、およそ研究を始めることも不可能であるとすれば、その手懸りが何とか與へられなければならぬ。これはどこに求むべきであるか。立場の相違は別にして、およそ哲學といふものを掴んでゆく最初の手懸りは、どこに、どういふ風に探してゆくべきか。質問がそこにあるとして、私の乏しい經驗に基づいて、少し述べてみたいと思ふ。
一
三木清の他の作品
TORENDIA
ハイデッゲル教
授の想い出
三木清
ハイデッゲル教授の想い出
三木清 ・ 約3分
TORENDIA
語られざる哲学
三木清
語られざる哲学
三木清
TORENDIA
人生論ノート
三木清
人生論ノート
三木清
TORENDIA
消息一通
三木清
消息一通
三木清
TORENDIA
認識論
三木清
認識論
三木清
TORENDIA
唯物史観と現代
の意識
三木清
唯物史観と現代の意識
三木清
TORENDIA
哲学入門
三木清
哲学入門
三木清
TORENDIA
解釈学と修辞学
三木清
解釈学と修辞学
三木清
TORENDIA
科学批判の課題
三木清
科学批判の課題
三木清
TORENDIA
危機における理
論的意識
三木清
危機における理論的意識
三木清
TORENDIA
読書遍歴
三木清
読書遍歴
三木清
TORENDIA
ゲーテに於ける
自然と歴史
三木清
ゲーテに於ける自然と歴史
三木清
同じジャンルの朗読つきの本
TORENDIA
国語の自在性
西田幾多郎
国語の自在性
西田幾多郎 ・ 約3分
TORENDIA
赤ずきんちゃん
グリム兄弟 Bruder Grimm
赤ずきんちゃん
グリム兄弟 Bruder Grimm ・ 約9分
TORENDIA
夏向きの一夜
山之口貘
夏向きの一夜
山之口貘 ・ 約7分
TORENDIA
ロシヤに行く心
宮本百合子
ロシヤに行く心
宮本百合子 ・ 約2分
TORENDIA
カン
長谷川伸
カン
長谷川伸 ・ 約2分
TORENDIA
貝殻追放
水上瀧太郎
貝殻追放
水上瀧太郎 ・ 約24分
TORENDIA
大川の水
芥川龍之介
大川の水
芥川龍之介 ・ 約11分
TORENDIA
又三郎の学校
小穴隆一
又三郎の学校
小穴隆一 ・ 約6分