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TORENDIA

詩論

本文約420字 ・ 読了時間 約1分

あらすじ(AIが作成しました)

芸術とは金鉱を発掘するように自分自身に忠実であることだと説き、自我を愛することの誠実さこそが芸術の褒賞なのだと語る中原中也の詩論。

中原中也

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L'art, mes enfents, d'tre en soi-meme! Paul Verlaine

芸術とは、喩へば金鉱発掘の如きものだ。金鉱を発掘する人は、親や妻子より遠く、山中に分け入るのだ。そのやうに、芸術とは、自分自身に忠実であることだ。

何を描くべきか?――描くべき何物もない! 芸術とは、自分自身の魂に浸ることいかに誠実にして深いかにあるのだ。即ち自分自身であるための誠実が自らなる基準となつて、折にふれて歌ひたくなるものの謂である!

自分自身であるといふことは、嘘をつかないことであり、自分自身であることは意志的であることである。

そして人が、自分自身であること、徒らに迎合的でないことではないか? かの造型性とは!

智識でも慈善事業でも其の他何物でもない、断じてない!

芸術とは、自我を愛することの、誠実であることの、褒賞である!

“L'art, mes enfents, d'tre en soi-meme!”

(生きるとは、自我を愛することである!)

完

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