TORENDIA
世評と自分
坂口安吾
TORENDIA
世評と自分
本文約350字 ・ 読了時間 約1分
あらすじ(AIが作成しました)
小説はそれ自体がすべてを語るものであり、時代や流行に裁かれることを意とせず、ただ人間そのものによって裁かれることを畏れると説く坂口安吾の文学観。
速度
🎧 世評と自分 / 朗読音声: VOICEVOX:春日部つむぎ
💰 この本を応援する(投げ銭)
1 / 1
私は抗議も弁明も好まない。なぜなら、小説は、小説自体が全てを語っており、それによって裁かるべきものだから。
たゞ、文学の仕事は歴史を相手に行われているものであるから、現象的な批評や非難は作家の意とするに当らぬものであることを付け加えたい。
私は言うまでもなく社会的責任を負う。もしも私の著作が、世相に悪影響を及ぼすものと断ぜられて、浮薄なる情痴作家と裁かれるなら、それはそれでよろしい。
時代や流行や社会によって裁かれることは私の意とするところではない。私は「人間」によって裁かれることを畏れるのみ。即ち、私自身によって裁かれることを。
私が如何なる作家であるか、私はすべてを歴史にまかせる。私は私の小説を偽ることはできないのだから。
だが、情痴読者が多すぎる。文学を正しく受け入れるには、教養がいる。人間!
完
坂口安吾の他の作品
TORENDIA
青春論
坂口安吾
青春論
坂口安吾
TORENDIA
日本文化私観
坂口安吾
日本文化私観
坂口安吾
TORENDIA
不連続殺人事件
坂口安吾
不連続殺人事件
坂口安吾
TORENDIA
紫大納言
坂口安吾
紫大納言
坂口安吾
TORENDIA
現代の詐術
坂口安吾
現代の詐術
坂口安吾
TORENDIA
淪落の青春
坂口安吾
淪落の青春
坂口安吾
TORENDIA
出家物語
坂口安吾
出家物語
坂口安吾
TORENDIA
ヤミ論語
坂口安吾
ヤミ論語
坂口安吾
TORENDIA
帝銀事件を論ず
坂口安吾
帝銀事件を論ず
坂口安吾
TORENDIA
ジロリの女
坂口安吾
ジロリの女
坂口安吾
TORENDIA
遺恨
坂口安吾
遺恨
坂口安吾
TORENDIA
無毛談
坂口安吾
無毛談
坂口安吾
同じジャンルの朗読つきの本
TORENDIA
春の心臓
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats
春の心臓
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats ・ 約13分
TORENDIA
芸術上の心得
倉田百三
芸術上の心得
倉田百三 ・ 約4分
TORENDIA
「我等の劇場」
緒言
岸田國士
「我等の劇場」緒言
岸田國士 ・ 約4分
TORENDIA
我輩の智識吸収
法
大隈重信
我輩の智識吸収法
大隈重信 ・ 約7分
TORENDIA
太郎と街
梶井基次郎
太郎と街
梶井基次郎 ・ 約5分
TORENDIA
非凡人と凡人の
遺書
岡本一平
非凡人と凡人の遺書
岡本一平 ・ 約3分
TORENDIA
茶話
薄田泣菫
茶話
薄田泣菫 ・ 約3分
TORENDIA
無題抄
上村松園
無題抄
上村松園 ・ 約5分