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TORENDIA

〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)

本文約9,000字 ・ 読了時間 約18分

あらすじ(AIが作成しました)

唯物論研究会の中核を担う戸坂潤が、検事局へ提出した手記を収める。科学の総合的探究を掲げた研究会の発足経緯や創立時の思想を綴る。観念論が主流となる現代社会において、専門家を纠合し唯物論を学術的に再考する意義を説き、政治的活動とは一線を画した民衆的学術団体としての建前と、外部からの誤解や弾圧に抗いながら研究を継続する執念を論じる。

戸坂潤

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(付記)  本篇は唯物論研究会の中心人物たる戸坂潤が書いて東京地方裁判所検事局に提出したものである。本篇の内容中日本共産党と同研究会との関係等重要部分に於て嘗てこの「思想月報」第一号に掲載した「唯物論研究会経過」の趣旨と必ずしも一致しない点がある。然し本篇は戸坂潤が全く任意自宅に於て執筆して提出したものであって、検事は之に対し何等反問等をしていないから或はそういうことの為に右のような結果となったのではないかと思われる。それは兎に角として執筆者戸坂潤は現に同研究会の中心人物であり又同会のことを相当詳しく述べているから参考の為茲に之を掲載する。

一、起源

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