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TORENDIA

ロード・ラザフォード

本文約5,900字 ・ 読了時間 約12分

あらすじ(AIが作成しました)

アーネスト・ラザフォードは、ニュージーランド出身の物理学者であり、ケンブリッジ大学やマンチェスター大学で放射能の研究に従事する。原子変脱の仮説を提唱し、アルファ線の研究を通じて原子核の存在を明らかにし、さらに人工的な原子核破壊の実験を成功させる。ノーベル化学賞を受賞した功績のみならず、指導者として多くの弟子から深い愛情と尊敬を集めた科学者の生涯と、物理学の発展に大きく貢献したその業績を綴る。

石原純

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🎧 ロード・ラザフォード / 朗読音声: VOICEVOX:波音リツ

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ウェストミンスター寺院

イギリスのロンドンのテームズ河の北側に著名なウェストミンスター寺院というのがあります。これが最初に建てられたのは七世紀頃のことだと云われていますが、現在の伽藍はその後十三世紀頃に改造されたので、更に礼拝堂や高塔などがなお後に建て増されたのでした。ところでこの寺院はイギリスの帝王の戴冠式がいつもそこで行われることや、代々の帝王皇后の墓処にもなっているので、イギリスでは第一に重んぜられているのですが、そればかりでなく国家に功労のあった人々の墓碑をもそこに置くことになっているので、ここに葬られると云うことはイギリス国民の最高の栄誉とせられているのです。今日までにこの栄誉にあずかった人々の中には、政治家や、軍人などの外に、たくさんの詩人、文学者などと、相並んで、科学者の名をもかなりに見出だすことができるので、この事はそこで学問がいかに尊重されているかを示すのでもあり、この点は大いに羨まれなくてはならない処でもあると思われるのです。

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