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TORENDIA

平塚・山川・山田三女史に答う

本文約12,300字 ・ 読了時間 約25分

あらすじ(AIが作成しました)

女子の経済的独立と母性保護を巡り、平塚雷鳥、山川菊栄、山田わかとの間で生じた意見の相違に対し、自身の見解を述べる。女子の自立が真の解放に繋がると主張し、国家による母性保護を俸給生活者への安易な転嫁と捉え、自労自活の重要性を説く。対立する三氏を共に女子解放を目指す同志と位置づけ、共通の目的へ向けて互いの知見を補い合い、因習という外敵に一致して対峙すべきことを論じる。

与謝野晶子

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女史の経済的独立と母性保護問題とについて、平塚雷鳥さんと私との間に端なくも意見の相異を見たのに対して、平塚さんからは、再び辛辣な反駁を寄せられ、山川菊栄さんと山田わか子さんのお二人からは、鄭重な批評を書いてくださいました。私は何よりも先ず三氏の御厚意に対して十分の感謝を捧げねばなりません。三氏のような豊富な学殖を持たず、三氏のような博詞宏弁を能くし得ない鈍根な私の書いたものが、偶三氏のお目に触れたというだけでも、私に取ってはかなり嬉しいことであるのに、「唯だ看て過ぎよ」とせずに、わざわざ私のために啓蒙の筆を執って下すったということは真に想いがけない光栄であると感じます。

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