しろくまの 子
本文約520字 ・ 読了時間 約2分
あらすじ(AIが作成しました)
北極海に面した地で暮らすしろくまの親子は、ある日氷山の上で遊んでいる。母親の言いつけを破り海鳥を追いかけていた子ぐまは、割れた氷に乗って遠くへ流されてしまう。岸にたどり着いたところを人間に捕らえられ、遠い町の動物園に送られる。檻の中で子供たちから餌をもらいながら過ごす子ぐまが、故郷の母親を慕って鳴く姿を描く。
💰 この本を応援する(投げ銭)
しろくまは、ほっきょくかいに のぞんだ アラスカ または シベリアに すんで います。しろくまは、水の 中へ はいって およぐ ことも できます。まっ白な けが ふさふさと して、かわいらしい 目を して いますが、それは たけしい けものです。
ある とき、しろくまの ははおやは 子どもたちを つれて、ひょうざんの 上で あそんで いました。
「おかあさんの そばを、はなれては いけません。」
と、いいきかせました。
けれど、一ぴきの いう ことを きかぬ 子ぐまは、かってに うみどりを おいかけて いました。この とき、パチンと 大きな 音が して、こおりの かたまりが 二つに われました。
子ぐまの のった こおりの かたまりは あちらへ ながれて いきました。オーロラの かがやく 空の 下を、ずんずん ながされて いきました。
「こまったなあ。」
と、子ぐまは おもいました。
きしに つくと、けがわを きた エスキモーの おじいさんが、しのびよって、ふいに あたまから、あみを かぶせました。子ぐまは いけどりに されたのです。そうして、おりに いれられて、とおい 町の どうぶつえんへ おくられました。
町の ぼっちゃんや じょうちゃんたちが 子ぐまを かわいがりました。おいしい パンや ビスケットを なげて くれました。子ぐまは ときどき おかあさんを おもいだして、
「ウオー。」
と、なきます。
完