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TORENDIA

みけの ごうがいやさん

本文約590字 ・ 読了時間 約2分

あらすじ(AIが作成しました)

首に鈴をつけた猫のみけは、歩くたびに鳴る音をあかとらに号外屋のようだと笑われ、恥ずかしさを感じます。その後、ねずみを捕まえようとしても鈴の音で気付かれてしまい、逆にねずみにからかわれる事態に陥ります。みけは悩んだ末に、あかとらへ頼んで首の鈴を外してもらうまでを描く物語です。

小川未明

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🎧 みけの ごうがいやさん / 朗読音声: VOICEVOX:玄野武宏

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あかとらが、みけに であって、

「その くびに つけた、ぴかぴかする ものは なんですか。」

と ききました。

「うちの ぼっちゃんが、つけて くれた すずです。」

と、みけが こたえました。

「どれ、あるいて ごらんなさい。」

みけが あるくと、カラカラ カラと すずが なりました。

「あっはは、ごうがいやさんみたいだ。」

と、あかとらが わらいました。

みけは はずかしく なりました。

「なんで こんな ものを、つけたのかなあ。」

みけは かんがえながら おうちへ かえると、ちょうど ねずみが、まどの 上へ ちょろちょろと のぼりました。

これを みつけた みけは 目を まるく しました。

ねずみは といを つたって、えだに ついた 赤い かきを たべに きたのです。

「わるい やつだ。」

みけは へいに のぼりました。カラカラ カラと すずが なりました。

りこうな ねずみは、ねこの きたのを しると、かくれて しまいました。

みけは、ざんねんで たまりません。夜まで、じっと まどの 上で、ねずみの でるのを まって いました。

コロコロ コロと、あちらで すずの 音が します。

「おや、だれだろう。」

と、みけは 月の ひかりで みますと、ねずみが きりの 木へ のぼり、みを ゆすって、ねこを からかったのです。

みけは あかとらの うちへ いきました。

「あかとらさん、ねずみが ばかに するから、どうぞ この すずを とって ください。」

と たのみました。

あかとらは そうだろうと いわぬばかりに、

「ニャオ。」

と いって、みけの くびから すずを とって やりました。

完

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